荒木町という界隈には、いったい何軒の飲み屋があるのだろうか?
以前、四ツ谷勤務だった頃は、最寄り駅の四ツ谷駅とは反対方向だったため、徒歩圏内だったにも関らず、実はそれほど詳しくはない。
もっぱら、しんみち通りのリーズナブルな居酒屋がメインだった。
荒木町は、先輩に何度か連れて行ってもらったが、なんという名のどこのお店かも覚えていない。
むしろ、これを機会に、もういちど四ツ谷荒木町を知りたくなってしまったのだ。
さて、今年で7回目を迎えるという、大長野酒祭り2017は、12時半から17時半まで5時間の間に、長野県の地酒と、荒木町の小料理屋のフードが楽しめるという、一石二鳥のイベントだが、四谷三丁目から四ツ谷のエリアは意外と広い。
はたして何軒まわれるだろうか?
まずは四谷三丁目のイベントスペースで、前売り券と首から下げる許可証ならびにマップなどを引き換えてもらい、早速お目当ての地酒があるお店へGo!
最初に入ったのは長野銘醸の「聖山」「風神雷神」を目当てに、「宵のま」という2階にある店に。
おそらくこのようなイベントに参加しなければ絶対に存在を知らなかったお店だ。
ところが、このアテが美味い。よく冷えた茄子の煮ひたしだったと思うのだが、冷えた酒によく合うのだ。
うーん。酒飲みのハートをわしづかみだ。
「ひとごこち」を使った「聖山」がとても美味い。JR東日本のトランスイート四季島に採用されているのは、長野銘醸の「棚田」というお酒とのこと。
こちらの蔵元さまには取材で訪れて、ぜひいろいろとお話を伺ってみたいと思っている。
途中、特設会場「美舟(みふね)」で、長野県の酒米を代表する「金紋錦」「美山錦」「ひとごこち」を炊いて試食が出来るというコーナーがあり、イベントならではの、普段はできない体験をすることが出来て、これだけでも参加した価値があるというものだ。
2件目、3件目ともなると、酔いもまわりはじめ、もう適当に参加店に入ってみる。
どこのお店もこのイベント用にフードを用意してくれていて、地酒とのマリアージュを愉しむことができる。
参加者同士で情報交換をしてみたり、いろんな人々と交流が出来て、本当に素晴らしいイベントだった。
これを機に、また四ッ谷荒木町のお店を開拓してみたいし、こちらのイベントは毎年の楽しみとなった。
イベントを企画・立案・運営された、すべての方々に感謝!
荒木町商店会 公式ウェブサイト
http://www.arakicho.com/special/burari.html
大長野酒祭り2017 in 四ツ谷
http://naganosake428.info